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飼い方

病気・ケガ

フクロモモンガの病気・ケガを知っていれば不安は解消できます。

「体調悪そうだけど動物病院にいったほうがよいのかしら?」
「フクロモモンガって特別な病気はあるのかな・・・」
「無事に楽しく過ごすためにも知識を蓄える」

など思うことを解消できればと思います。
また、知識を蓄えることで動物病院へもスムーズに案内できますので
ぜひ覚えいただけましたら幸いです。

自咬症

自分の身体を自身で傷つけてしまう病気で、人間でいうリストカットのようなイメージです。
初期段階は舐めて炎症を起こしますがが、進行すると身体をかじり壊死していきます。
特に陰部や胸部、尻尾へのダメージが多いようです。

予兆としては、普段とは違う行動をとります。
例えば、「夜は寝て昼に活発になる」「食欲がない」「無気力」「攻撃性が増す」などあります。

原因としては下記があげられます。

・身体の違和感、かゆみ、痛み
・細菌感染
・病気対策(薬を塗った、手術の縫合)
・ストレス

対策としては飼育環境を見直す必要があります。
※傷については動物病院へ行くことをおすすめします。

・フクロモモンガとコミュニケーションをとっているのか?
・ケージの中が動きやすいか?
・遊び道具があるのか?

など、刺激があり退屈せず愛情を感じる関わりをしているか見直すとよいです。

ペニス脱(陰茎脱)

ペニスが長い時間でることで乾燥し赤黒く傷んだり、壊死してします病気です。
なお、グルーミングや性欲解消でペニスをだして触ることもありますが、よくみられる行為なので安心してください。

対策としては簡単です。濡れた綿棒をペニスに軽く触ると引っ込みます。
長引くようであれば動物病院に行きましょう。

肥満

フクロモモンガも人間と同じで消費カロリーより摂取カロリーが多い日常を過ごすと肥満になります。
特に飼育下では運動不足になりがちです。

また、フクロモモンガは固体によって好みが違うため、一部の飼い主は好物ばかりあげて肥満になることも多々あります。

肥満の見極めは首回り・胸部・腹部・背中に肉が付き骨格がわかりずらいと太っています。
そのため、ダイエットが大事なのですが必ず動物病院に指示を仰いでください。
基本的には糖質・脂質をあげすぎないことです。

下痢・便秘

人間と同様にストレスや食事の栄養バランスが崩れると発生しやすいです。
そのため、飼育環境を見直すことが大事です。

角膜炎(角膜潰瘍)

ケンカ、グルーミング、刺激の強い消毒剤により角膜に傷つき細菌感染などにより炎症を起こす病気です。
ちなみに、角膜潰瘍は角膜の上皮・実質・内皮のうち角膜炎によって実質まで侵される症状です。

涙が増えたり、まぶたの痙攣、目ヤニが増えます。症状が進行すると失明する可能性もあります。
治療には抗生物質が必要なため動物病院に至急いってください。

白内障

目が白く濁り、視力が低下する病気です。
人間も高齢者になると発生しやすくなるようにフクロモモンガも同様です。

また、母親が肥満体型だど若年性白内障に先天性でなることもあります。
ただし、栄養バランスのよい食事をすることで子供が防げる可能性もあります。

サプリメントや目薬を与えることで進行を遅らせることはできますが対策は難しいです。
しかし、フクロモモンガは嗅覚と聴覚に頼る動物のため、生活には支障をきたさないこともあります。

歯周病

炭水化物や柔らかいエサを食べ過ぎると歯垢がたまり歯石になります。
放置すると人間同様に歯周病になるため食事バランスを気をつけてください。

歯の破損

ケンカやものにぶつかると歯が折れることがあります。
げっ歯類のモモンガとは違い歯が伸びないため、一度折れると元に戻りません。
歯を折れにくくするため、固さ栄養を考えて食事を与えてください。

 

以上が病気やケガに関してお伝えしましたが人間と同じような症状が多いと思ませんか?
フクロモモンガ特有の特別な病気はなく、みなさんの経験から判断も可能です。

そのため、過度に不安に思わず子供や親兄弟と接するように日常を過ごせると思っています。ただ、少しでも不安があったときは動物病院にいき指示を仰いでください。