フクロモモンガの鳴き声を聞けば、喜怒哀楽の感情を汲み取ることが可能です。なぜなら、フクロモモンガ間では鳴き声を使い分けることでコミュニケーションします。
そのため、ほかの小動物に比べて飼育がしやすく、犬や猫のような感覚で大切にしたくなるでしょう。
また、フクロモモンガの鳴き声を真似して話すと返事をしてくれることもあります(笑)
本記事ではフクロモモンガの鳴き声による感情表現の違いや対応方法について解説します。
鳴く理由=コミュニケーションの手段
「縄張りの主張」「仲間とのコミュニケーション」ために鳴くことで喜怒哀楽の感情を表現しております。
そのため、鳴くことを完全に消すことはできませんし、やってはいけません。逆に鳴き声が聞こえない場合はトラブルが発生していると思ったほうが良いです。
ちなみに、日中に鳴くことは少なく聞こえても喜びの感情系が多いです。本格的に鳴くのは夜中のため、飼い主とフクロモモンガの寝る場所は離すことをおすすめします。
鳴き声は4つの意味に分けられる
ぷくぷく=しあわせorうれしい
泡がはじけるような音が連続で聞こえてきます。ご機嫌な状態で安心です。
「食事やおやつを与えた」「飼い主と触れ合っている」「仲間と触れ合っている」時に聞こえることが多いです。
私のフクロモモンガたちはチーズを与えた時、ぷくぷく声の音が最大になります(笑)
わんわん=さびしいor仲間を呼ぶ
犬の鳴き声みたいな音です。とても寂しさを感じているので注意が必要です。
「1匹で過ごしている」「飼い主と触れ合わない」「発情期でパートナーがほしい」と鳴くことが多いです。
シューシュー=甘えたいorトイレ
炊飯器の音のような鳴き声が聞こえてきます。ご機嫌な状態で安心です。
「グルーミング(毛づくろい)」「飼い主が撫でている」「トイレをしている」と聞こえてきます。
ジージー=威嚇or恐怖
警報器のような音を発しており、注意が必要です。
「なついていない」「機嫌が悪い」「恐怖心を感じている」「眠いのに起こされた」時に聞こえてきます。
みなさまもフクロモモンガを初めて迎え入れた際は必ず聞くのではないでしょうか?
マイナスの鳴き声の対処方法
「わんわん=さびしいor仲間を呼ぶ」の場合
「おもちゃを設置」「飼い主が寝る前にフクロモモンガと触れ合う」「多頭飼いをする」など寂しい気持ちを解消しましょう。
私が飼育している「ルピィ」は1頭だけだと鳴き声がひどかったですが、ペットショップで一緒に過ごしていた「ベル」を迎えいれることで鳴き声がやみました。ただ、多頭飼いは相性もあるので注意が必要です。
「ジージー=威嚇or恐怖」の場合
フクロモモンガが嫌がることをしないことを前提に関わりましょう。ただ、最大の原因はなついていないため、「飼い主のニオイ」を覚えさせましょう!
フクロモモンガはニオイを共有しあうことで仲間と判断します。逆に記憶にないニオイを感じたら威嚇や攻撃をします。
詳しくは下記をご確認ください。
まとめ
フクロモモンガの鳴き声は様々な意味があることを理解することが重要です。また、鳴き声を出す原因や注意点、抑える方法を把握して、健康的な環境づくりを心がけましょう。
鳴き声の音やトーンによって意味が異なりますので注意深く聞くことが大切です。例えば、危険を知らせるための鳴き声や、求愛行動を示す鳴き声は完全に発する音が違います。
また、鳴き声が大きすぎる場合、周囲に迷惑をかける可能性があるため注意が必要ですので、防音対策ができるようであれば実施するとよいでしょう。
ただ、よっぽど壁が薄くない限りは1Rマンションでもトラブルにはならなかったので、過度に不安にならなくて大丈夫です!