フクロモモンガの臭いは「脱臭機+掃除」の対策で嫌な臭いが消えて飼い主のストレスを軽減できます。掃除や対策に関しては小学生でも行えるくらい簡単なため、初めてフクロモモンガを飼う方もご安心ください。
ただし、完全に臭いを消すとフクロモモンガのストレスになるので注意が必要です。
なぜなら、フクロモモンガの臭いは「縄張りの主張」「仲間とのコミュニケーション」
を行うために分泌物や排泄物を活用しています。
そのため、分泌物や排泄物を完全になくすとフクロモモンガの目的が達成できずストレスを与えてしまい、体調を崩す可能性もあります。本記事では臭い対策で大事な箇所を説明します。
ケージの周囲に脱臭機を置く
臭いの悩みを手っ取り早く解決するのは脱臭機です。脱臭機があるかないかで相当変わります(笑)。そもそも、ケージから排出される分泌物や排泄物の臭いが蔓延するから室内が臭くなります。
そのため、脱臭機を設置することでケージから漏れた臭いが循環されて飼い主も快適に過ごすことが可能です。
また、フクロモモンガにとってもケージ内が自分たちの臭いがするためストレスを感じづらい状況がつくれます。
脱臭機でおすすめなのは「ジアイーノ」です。次亜塩素酸で洗浄脱脱臭することで頑固な臭いも消されます。
なんと、臭いで有名な猫のおしっこ臭も解消できるほど効果を期待できます。私の知り合いでは、旅館の汲み取り式トイレ前に設置することでクレームを回避しています。
簡単に原理を説明すると、ペット臭はアルカリ性の臭いに分類されるため酸性の物質をぶつけることで化学反応が起こり脱臭されます。原理や仕組みの詳細を知りたい方は「ジアイーノの製品紹介」でご確認ください。
- 猫のおしっこ臭を消すほどの高い脱臭
- 1台で除菌・脱臭・加湿・花粉を対策
- 旅館・病院でも使用されるほど高い満足度
アクリルケージで飼育する
アクリルは排泄物がしみにくい+臭いが閉じこまれるため、室内への臭い蔓延を軽減できます。また、アクリルはおしっこやウンチを取りやすい材質ですので、ペット用の掃除シートで軽く拭くだけでOKです。
アクリルケージはみんな大好き「GEX アクリルルーム390High-2」シリーズで購入すれば間違いないです!
臭いが気になるようであれば、ケージ全体をフクロモモンガ用の消臭剤で掃除をします。下記のような消臭剤で十分です。
それでも気になるようであれば、食器用洗剤で洗浄し天日干しをしてください。理想は細かいところも洗い臭いを落とすために分解したほうがよいです。
難しい場合は、シャワーやホースを使うのがおすすめです。ちなみに飼育グッズの洗浄とは一緒にしないほうがよいです。臭いが全て消えるとフクロモモンガは落ち着かないためです。
どうしても金網ケージで飼育する必要がある方はご注意ください。フクロモモンガは金網につかまってうんちやおしっこをすることが多いです。金網に排泄物がつくことで臭いが残るのが原因です。
また、金網ケージは隙間が大きく空いているため、排泄物がケージの外に出てしまうことも多いです。そのため金網とケージの外を入念に強めに拭くことや排泄物が飛び散らないようにタオルや段ボールでケージの周りを囲うことも大切です。
木製のステージ(止まり木)を掃除or買い替える
木製の製品は排泄物をよく吸収するので、放置をすると常に臭いを発生する装置に変貌します。こまめにペットシートや消臭剤で拭き取りましょう!ただ、フクロモモンガはトイレの場所をある程度は固定します。
特に木製のステージでトイレをするので場所を忘れさせないように、こまめに拭きすぎないことも大事です。臭いが気になるようであればステージを買い替えるのもよいでしょう。
止まり木については下記のように鳥や小動物用であれば何でもOKです。
食べ残しを捨てる
食べ残しも臭いの原因です。特に食べ残しにおしっこをしていることもありますので毎日捨てるようにしましょう。食べ物が乾いているから手を付けていないだけと思って油断はしないことをオススメします(笑)
以上がフクロモモンガの臭い対策です。やることはシンプルでしたよね?掃除をこまめにすれば臭いは気にならなくなりますので忘れずに掃除しましょう!
ただ、フクロモモンガは自分の臭いがなくなると不安になるため掃除のやりすぎにはご注意を!