へやんぽ(さんぽ)は室内の安全性を確保してから遊ばせましょう!
人間が暮らすには快適ですが、フクロモモンガのような小動物には危険になることが多いです。
そのため、遊ばせる場合は本記事の内容を実践しフクロモモンガが「なにをしているか?」を目向けることが大事です。
なお、フクロモモンガはおしっこやうんちを一定の場所にはしません。へやんぽ中は排泄物で汚れる可能性がありますので気をつけてください。排泄物を残していると犬や猫が食べてしまったり、虫が発生することもあります。
一番安全な方法
野生のフクロモモンガは最大で10,000㎡の縄張りをもつと言われているため、へやんぽも広範囲に動くこともしばしばです。
※10,000㎡は東京ドームのグラウンドぐらいです。
そのため、一番安心してへやんぽできる方法は「蚊帳」を使用することです。蚊帳は下記のようにテント型がおすすめです。高低差があるとフクロモモンガが蚊帳の中で飛び回ることができるためです。
蚊帳を使用することでへやんぽの活動範囲を限定でき、かつフクロモモンガからしたら人間が使用する蚊帳は広範囲に感じるサイズのため快適に運動ができます。また、蚊帳は網目構造のためフクロモモンガが昇り降りや滑空・飛行がしやすいのも好ポイントです。
最も危険な箇所
蚊帳を使用せず室内でへやんぽする場合は下記に注意しましょう。
・人間の手や足元
野生化では地面に降りるのは少ないですが、へやんぽでは地面に降りることはしばしばあります。
特にフクロモモンガが飼い主になついていると地面から寄ってくることもあるため、踏み潰すことがないように気をつけてください。また、クッションの下やポケットの中にひっそりいることもあります。
【対策】
①フクロモモンガが「どこで何をしているか?」を把握する
②へやんぽをすることを同居人に伝える
・家電製品や家具の隙間
エアコンや冷蔵庫など隙間は注意が必要です。フクロモモンガは狭いところが大好きなので思わず入ってしまうことがあります。
【対策】
①隙間をふさいだり、金網を設置するなど入れないようにする
②家電製品や家具の近くでへやんぽしない
隙間を埋めるイメージとしては下記のような棒などを活用したりテープで塞ぎましょう。
注意が必要な箇所
・観葉植物
全てではないですが観葉植物には毒を含む場合があります。特に観葉植物で人気な「モンステラ」は毒を含み、かつフクロモモンガも葉っぱをかじる傾向があるため注意が必要です。
※毒を含む植物例:アジサイ・アサガオ・チューリップ・スイセン・ヒガンバナ・キキョウ
【対策】
①観葉植物の近くであそばない
②へやんぽ中は観葉植物に布をかぶせる
・窓ガラス
窓ガラスが透明な場合、フクロモモンガが勘違いして外に出ようとぶつかることがあります。ただ、模様がついてたり色合いが違うと飛び出すことは少ないです。
【対策】
①窓ガラスにカーテンをかける
・化学製品や調味料
床に洗剤や消臭剤、ごま油などを置いてる家庭も多いのではないでしょうか?フクロモモンガがなめてしまう可能性があるので注意が必要です。
【対策】
①へやんぽ中は化学製品や調味料をしまう
以上がへやんぽ中に気をつけることです。やるべきことは少ないので安心してください。改めてですがへやんぽ中は危険なものを排除し快適に過ごせるようにしましょう!一番安心なのはフクロモモンガをしっかりみていることです。