フクロモモンガとほかの動物は「棲み分けされている」のであれば安心して飼育できます。
・犬や猫の届かない場所にフクロモモンガのケージがある
・フクロモモンガとほかのペットの遊ばせる時間帯を一緒にしない
・どちらかが威嚇するようであれば関わらせない
など、お互いの相性をみながら過ごせる環境を整えることが大切です。
しかし、種族ごとに気をつけることはありますので、本記事ではフクロモモンガとほかのペットと快適に過ごすための注意点を解説します。
犬・猫
フクロモモンガと犬や猫が仲良くしている動画がよく見られていますが、必ずしもお互いが仲良くなるわけではないので注意してください。基本的にはフクロモモンガが威嚇する傾向があります。
逆に犬や猫のほうはしつけでフクロモモンガを襲いにくい状況は作ることはできます。ただ、犬や猫からしてみたらフクロモモンガは小さく素早い動きをするので本能を刺激しますので必ずしも襲わないわけではありません。
もし、仲良くさせたいのであればフクロモモンガ、犬、猫を幼少期から育て慣れさせたり、短時間でもいいのでお互いを交流する機会をつくりましょう。ただし、犬や猫が食べようとしたり、フクロモモンガが痙攣をするようであればすぐに中断してください。
ちなみに、私のもも吉もトイプードルのラテと仲良くなるのは2か月以上かかりました。当初、ラテは幼少期からもも吉と一緒にいるので家族と思っていますがもも吉は威嚇して近づくことはなかったです。最終的には多少の威嚇はしつつもラテに近づきじゃれついております。
鳥
棲み分けを必ずしてなるべく近づけないことをオススメします。野生の場合、フクロモモンガと鳥類はお互いエサと見なす関係です。
鳥がフクロモモンガを食べるイメージはあるかもですが、フクロモモンガは雑食性により小鳥サイズであれば食べようとすることもあります。オウムなどは襲われないと思いますがインコなど小鳥系は危険です。そのため、お互いを関わらせないほうが幸せに暮らせます。
エキゾチックアニマル
ハムスターやうさぎやハリネズミなどの小動物とフクロモモンガはエキゾチックアニマルに部類されていますが種族が違うため仲良くなるには時間がかかります。基本的には犬や猫と同じように慣らせていく必要があります。
ほかのペットと過ごすお話をしましたが、棲み分けをしつつフクロモモンガの性格も考えながら交流をさせましょう。尚、無理をさせるのは絶対やめましょう!危険と判断したら中断してください。