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飼い方

遊ばせ方

フクロモモンガの遊ばせ方は、本質的には人間と同じです。

「どんな遊びが好きなのかな?」
「なぜ、遊ばせる必要があるのだろう?」
「新しい遊ばせ方を探している」

など遊ばせ方についてを本記事で解説します。
飼育の不安があるとは思いますが、根本の原理を知ることで柔軟に対応できるのでご安心ください。

なぜ?遊ばせる必要があるのか

動物本来の行動をしないとストレスがたまり病気になりやすいためです。
野生のフクロモモンガは「エサを探す」「食事をする」「繫殖行動をする」「巣を改装する」「家族とコミュニケーションをとる」「外敵から身を守る」などしています

しかし、飼育されているフクロモモンガはケージの中で過ごしたりエサを与えられるなど、野生に比べて行動が制限されています。
一見すると充実した生活と思いますが、本来すべき活動ができていないためストレスがたまりやすいです。

例えば、人間も同じです。新型コロナウイルスの感染拡大で、「友人と食事ができない」「家族と遊びに行けない」「飲食店へは消毒をしないといけない」「マスクを常時つける」など行動に制限がありました。

自由に行動できないことでストレスを抱えた経験はみなさんもあるのではないでしょうか?結果、失業率や若者の自殺率が高まるなど社会に多大な影響を及ぼしました。

そのため、フクロモモンガもできる限り野生の行動に近づけるように遊びが必要となります。本能的欲求を満たすことでストレスが解消され生活の質が高まります。

本能的欲求が満たされることを意識

本能的欲求が満たされる行動は下記になります。

■エサを探す
■生きている昆虫を食べる
■巣をリフォームできる
■狭い巣にもぐれる
■滑空する
■においつけ
■グルーミング
■触れ合う
■運動できる
■頭をつかう

つまり、野生の行動に近づけたり、ほどよい刺激を得られる遊びや環境だと満たされます。
好奇心がわくようにがんばりましょう!

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遊ばせ方の例

へやんぽ

フクロモモンガを部屋で散歩させることを「へやんぽ」といいます。ケージよりも自由に動きまれるのでフクロモモンガも活発になります。へやんぽの前には必ず掃除をしてフクロモモンガが危険な状態にならないようにしましょう!

※物の隙間には注意!
フクロモモンガは狭いところが大好きなのでエアコンや冷蔵庫の隙間に入る可能性もあります。そのため、へやんぽする際は飼い主がコントロールできる範囲で行いましょう。コントロールするのが難しい場合は蚊帳の中で遊ばせることがオススメです。

滑空・飛行

フクロモモンガといえば飛ぶこと!というくらい最適な運動になります。飛ぶといっても鳥のように羽を仰いで飛びません。あくまでも高いところから下へ滑空する形になります。

最初はおやつをみせながら名前を呼び滑空させます。なついてくると何も言わくても滑空し癒されます。

猫じゃらし

猫か!と思うくらい、すごく興味をもって遊びます。モフモフの部分がフクロモモンガみたいなためです。猫じゃらしをフリフリするとボクサーみたいにパンチを繰り返します。また、猫じゃらしを置いとくと持って帰ろうともします。

回し車

ハムスターの回し車のようにフクロモモンガも遊びます。ただ、個体によっては興味をしめさないことも多いです。実際、私のもも吉も回し車には一切興味なくトイレスポットになってしまいました。

紐・ロープ

細い、太い、モフモフ関係なく紐にすごく興味を示します。綱引きしたり嚙んだりして遊びます。また、気に入った紐に関しては巣に持っていき部屋のリフォームに活用もします。

 

以上が遊ばせ方になります。
フクロモモンガは人間のように個体差が大きいので遊ばせ方は例にはなりますが、根本の原理は変わらないため、あなたのフクロモモンガにあった遊ばせ方を見つけてくださいね。