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飼い方

食事(エサ)

最近はペットとして人気なフクロモモンガですが、食事についてはどのようなエサを与えるとよいか情報が不足しております。

・ペレットだけでいいのかな?
・犬や猫と同じように果物はあげていいの悩む・・・
・NGなエサを知りたい!

などなど、エサについてお悩みになると思います。
本記事ではフクロモモンガのエサについて解説します。

主食(ペレット)

フクロモモンガ専用のペレットを与えましょう。ペレットは様々な食材をバランスよく混ぜて小さな塊にしたものです。そのため、基本的にはペレットだけをエサとしても良いです。

ただ、人間と同じでフクロモモンガも同じものを食べ続けると飽きてくるため副食を与えるのもよいです。

ちなみにフクロモモンガは個体差によって好き嫌いが激しいです。いろいろなペレットを試したり、複数のペレットを混ぜて反応をみて決定するのもオススメです。企業によってペレットの成分や原材料、固形物かパウダーなど違いがあります。
なお、「原材料・成分表示・賞味期限」が記載されたペレットを購入したほうが安全です。

ちなみに、私が飼育している「ルピィ」と「ベル」は「三晃商会のフクロモモンガフード」を大好きで主食としています。バクバクひたすら食べるので、見ていると気持ちよくなるくらいです(笑)

フクロモモンガの健康を大事に考えたペレットです。良質な動物性タンパク質をとれるように国産鶏肉・昆虫成分を使用し、低温低圧製法によって素材本来のタンパク質やビタミン類等の栄養や 風味が多く保たれて、油分の酸化を抑えます。また、合成保存料・抗菌剤・抗酸化剤を無添加+肉骨粉やミール不使用など、一般的なフードと違い植物性タンパク質を主原料に使用していないところもポイントが高いです。

出典:三晃商会、フクロモモンガフード製品概要より

逆にもも吉は「三晃商会のフクロモモンガフード」が口に合わないのか全然食べてくれません。
色々試した中で食いつきがよかったのが「ナチュラルペットフーズのフクロモモンガテイストプラス」です。

食事がこれ一つで賄えます。圧ペントウモロコシ、ニンジン、ミルワーム、ヒマワリ、ブドウ、パイナップル、リンゴ、バナナなど袋に入っているため、バランスよく栄養をとることができます。

出典:ナチュラルペットフーズのフクロモモンガテイストプラスより

よく候補に挙げられるペレットは「Animal Premium Pack フクロモモンガ」もあります。

フクロモモンガに最適な栄養素をバランスよく配合したフクロモモンガ用高品質総合栄養食です。腸内環境を整える乳酸菌(フェカリス菌)や、健康維持をサポートするアガリクス、ヌクレオチドなどをプラスしました。新鮮で風味豊かなおいしさをいつも味わえる小分けタイプ!
※1パック50gを3日間で使用した場合約3週間分

出典:ナチュラルペットフーズのAnimal Premium Pack フクロモモンガより

副食・おやつ(動物性)

一番良いのは野生時と同じ体験ができる昆虫やミールワームを与えると良いです。生きエサ・乾燥タイプどちらでもOK。

新鮮なミルワームをそのまま乾燥させました。豊富な動物性たんぱく質を含むミルワームを手軽に与えられます。乾燥しているので保存にも便利!定期的に与える事で健康維持をサポートします。

出典:ナチュラルペットフーズのハーティー乾燥ミルワームより

しかし、虫が苦手な方も多いと思うので、ささみやチーズなどをあげるとよいです。フクロモモンガ用がベストですが人間用のチーズやささみも問題なく食べます。もしくは、チキンピューレにはチーズ味もあり、また液体に近いのでご褒美に与えるのもOKです。

 

ちなみに「もも吉」はチーズとヨーグルトが大好きで、煮干しは大嫌いで口をつけてくれません。逆に「ルピィ」と「ベル」は煮干しが大好きです。

※食事の例:ミールワーム・コオロギ・チーズ・ささみ・煮干し・卵黄・レバー・ヨーグルト・モモンガ用のマシュマロ・フィッシュスティック

なお、ミールワームやコオロギなど生きている虫を上げる際は、こぼさないように気を付けましょう。知らないうちに大量発生します。フクロモモンガはエサが増えて喜ぶかもしれませんが、飼い主には耐えがたい光景かなと(笑)

副食・おやつ(植物性)

フクロモモンガは大抵の野菜・果物を食べることは可能です。意外なものとしては豆腐も食べます。なお、体調を崩さないように豆類は必ず茹でることと柑橘系を与えすぎないようにしましょう。もも吉は、豆腐とにんじん、ブロッコリー、メロンなどは大好きです、

※食事の例:豆腐・小松菜・キャベツ・にんじん・豆・サツマイモ・リンゴ・バナナ・イチゴ・グレープフルーツ・オレンジ・梨・メロン・スイカ・桃・マンゴー・パイナップル・セロリ・チンゲン菜・グリンピース・枝豆・トマト・大根・ブロッコリー・かぼちゃ・きゅうり・トウモロコシ

上記の野菜や果物をあげるのもよいですが、フクロモモンガ用のおやつを与えるのもオススメです。特に味の種類が豊富なゼリーや乾燥果物はフクロモモンガが飽きずに食べるので喜ばれます。

フクロモモンガの個体にもよるのですが、メロンやマンゴーは特に食いつきがよかったです。値段が高くなるにつれてプクプクという歓喜の声が大きくなっていた気がします(笑)。普段、頑張っている飼い主さんもご褒美に少し高めの果物を食べると、フクロモモンガと幸せを分かち合えますよ。

NGな食べ物

カフェイン・テオブロミン・ソラニン・アリルプロピルジスルフィド・ペルシンが含むものは絶対に与えないでください。下痢や呼吸困難の原因になります。

※食事の例:チョコレート・玉ねぎ・ネギ・アボカド・人間食べる加工食品・果物の種子・ジャガイモの芽

フクロモモンガの食事知識

個体によって好き嫌いが違うことが多いため、本記事の内容はあくまで参考にしていただけると嬉しいです。そのため、いろいろなエサを与えて好みを見つけると良いでしょう。

1回の食事量は主食と副食をあわせて体重の15~20%ぐらいが適切です。副食を与える際は動物性と植物性のエサをバランスよく与えましょう。

バランスが崩れると肥満体型になっていきます。人間と同じですね(笑)
なお、フクロモモンガは夜行性の動物なので夜にメインの食事を与えましょう。

フクロモモンガに必要な栄養

フクロモモンガも人間と同じで5大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル)が必要となります。

・タンパク質
筋肉・血液・皮膚など身体の組織形成に必要な栄養です。不足すると筋肉量が減り、貧血になることがあります。

ちなみに、タンパク質は1度に摂取できる量に制限があるので気を付けてください。
※食材の例:肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品

・炭水化物
「太るから嫌い!」と目の敵にされがちな炭水化物ですが、身体を動かすエネルギー源と必要不可欠な栄養です。

また、炭水化物はエネルギー源の糖質だけと思われがちですが、食物繊維も含まれています。食物繊維は消化器官の環境がよくなる栄養です。
※食材の例:米、パン、さつまいも、ジャガイモ

・脂質
脂質も目の敵にされがちですが、炭水化物と同じように身体を動かすエネルギー源になります。また、皮下脂肪として臓器や寒さから守る効果があります。

ちなみに、ホルモンや核膜などを構成してくれます。
※食材の例:オリーブオイル・ごま油・アマニ油・サラダ油・牛脂・バター

・ビタミン
脂肪組織や肝臓など生体機能や代謝に必要な栄養になります。基本的には体内でビタミンを作ることはできないため食品からとる必要があります。ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKと種類が豊富です。

ちなみに、カルシウムは骨を強くするといわれますがビタミンDがないとカルシウムが骨にはつかず強化されません。
※食材の例:ニンジン、鶏卵、カボチャ、ブロッコリー、柿、キウイ

・ミネラル
臓器や細胞の活動を手助けしたり、骨や血液を構成します。カルシウム、リン、カリウムがイメージしやすいかなと。

ビタミンと同じように体内ではほとんどいないため食品からとる必要があります。
※食材の例:くるみ、牛乳、ヨーグルト、チーズ、オレンジ、バナナ

 

以上がフクロモモンガの食事について解説になります。
NGな食事以外は基本的には人間と同じでバランスよく栄養を与えましょう。
フクロモモンガは好き嫌いが個体によって違うので、上記のエサを食べてくれなくても落ち込まないで大丈夫です!また、慣れてきたらオリジナルのエサをつくるのもありです。